21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3にて、2025年3月19日(水)から3月31日(月)まで「ジオ・ポンティの眼:軽やかに越境せよ。」が開催されます。
20世紀イタリアのモダニズムを代表する建築家、ジオ・ポンティは、スプーンから高層ビルまで幅広いデザインを手がけ、部分から全体を統合的に捉える「眼」を備えていました。近年、知られざる名作家具やプロダクトの復刻を通じて、巨匠の多面的な魅力が浮き彫りになってきました。
本展では、ジオ・ポンティ・アーカイヴスの協力のもと、ポンティがミラノの自宅のためにデザインした家具から、モルテーニにより復刻されたアームチェア、コーヒーテーブル、ブックシェルフと、床に大胆に導入されていたセラミックタイルの再現によって、その独自の空間世界をインスタレーションします。また、およそ60年にわたる巨匠の仕事を振り返る大パネルには、1920年代のリチャード・ジノリの磁器製品やオリジナルドローイングの展示のほか、フランチェスカ・モルテーニ監督によるドキュメンタリー映像「Amare Gio Ponti」を紹介し、ジオ・ポンティの視線の先にある私たちの未来を考えます。
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【展覧会レポート】21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3「ジオ・ポンティの眼:軽やかに越境せよ。」