アートからデザイン、子ども向けの造形教育まで、その多彩な活動が世代を超え、人々の心を捉えて離さないブルーノ・ムナーリ。晩年のムナーリが、新しいデザインの教科書の夢を語りながら、装丁まで仕上げたという伝説の教本「BLOCK NOTESseries」の日本語版『空想旅行 ブルーノ・ムナーリのデザイン教本』が刊行されます。翻訳を手がけたのは『ムナーリのことば』を訳したことで知られる阿部雅世さん。教育者として、デザイン以前の力を鍛える教育プログラムを開発し、世界の様々な場所でワークショップを指揮している阿部さんは、「未来が見えない」と言われるこの時代の創造に最も必要なのは、空想する力だと言います。
今回のフォーラムでは、同じく阿部さんが翻訳し昨年刊行された、ブラジルの建築家オスカー・ニーマイヤーの最後の著書『ニーマイヤー104歳の最終講義 空想・建築・格差社会』と併せ、阿部さんに、空想力の鍛え方について伺います。
会場
AXISギャラリー(東京都港区六本木5-17-1 アクシスビル4階)
会期
2018年8月1日(水)
開催時間
19:00~20:30(開場18:30) *終了後、懇親会あり
定員
100名
休館日
なし
参加費
1,500円(予約制)
Peatixにて事前決済、キャンセル不可。
※peatixサイトからお申し込みください。
*ご注意)キャンセルの場合の払い戻しはできませんので、ご了承ください。
問い合わせ先
mail:forum@axisinc.co.jp
tel:03-5575-8655(AXISギャラリー)
参加クリエイター
阿部雅世(デザイナー、デザイン教育者)
1962年東京生まれ。MasayoAve creation ¦ SED.Lab, Berlin(感覚体験デザイン研究所)代表。法政大学工学部建築学科卒業。伊ドムス・アカデミー工業デザイン科マスター修了。工業デザイン、素材研究などの幅広い分野で国際デザイン賞を受賞。ベルリン芸術大学、エストニア芸術大学教授を歴任後、2016年よりベルリン国際応用科学大学教授。著書に原研哉との対談集「なぜデザインなのか。」、訳書にブルーノ・ムナーリ著「ムナーリのことば」「正方形」「円形」「三角形」(平凡社)、オスカー・ニーマイヤー著「ニーマイヤー 104歳の最終講義 空想・建築・格差社会」(以上平凡社)、ブルーノ・ムナーリ「空想旅行」「点と線のひみつ」(トランスビュー)、がある。現在ベルリン在住。