2月15日(木)~5月25日(土)の期間、六本木のSCAI PIRAMIDEにて、ニナ・カネルと和田礼治郎による二人展「42 Days」が開催中です。
それぞれ独自の芸術言語を用いて、絶え間なく動きながら循環する物質と環境の移り変わりの関わりを探る二人。近作の立体を中心に、カネルと和田の作品が二つの重なり合う空間配置に構成されています。
開催期間中の時間の経過も、能動的な構成要素のひとつであり、人間や非人間のアクションが介入、持続するエネルギーの力が展示空間に作用を及ぼしていくようです。ものの性質や状態の移ろいやすさに焦点を当てた作品が並び、「過ぎゆく曲線」と二人が緩やかに表現するものを見ることが出来ます。
なお、国立新美術館では6月10日(月)まで「NACT View 04 和田礼治郎:FORBIDDEN FRUIT」を開催。新作《FORBIDDEN FRUIT》を展示しています。こちらも要チェック。
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【展覧会レポート】SCAI PIRAMIDE ニナ・カネル/和田礼治郎「42 Days」