東京ミッドタウンでは、2026年5月31日(日)まで、初夏の陽気と新緑を楽しむイベント「MIDTOWN OPEN THE PARK 2026」を開催しています。

その中でも注目のコンテンツが、今年で10周年を迎える「こいのぼりGALLERY」です。5月10日(日)までミッドタウン・ガーデンを舞台に、国内外のクリエイターやデザイナーが手掛けた101匹のオリジナルこいのぼりが風に揺られながら空を泳ぎます。

毎年「子どもの成長を願う」という端午の節句のテーマに合わせて開催されている本イベント。グラフィックデザイナーの上條喬久氏や永井一史氏、さらには俳優の羽田美智子氏など、今年も多様な才能を持つ方々が参加しています。伝統的なこいのぼりの概念を超え、各クリエイターの個性が光る表現を楽しめます。

クリエイターたちがそれぞれの想いを込めたデザインを披露しています。昨年に引き続き参加しているアートディレクターの永井氏《たけくらべ》は、子どもたちの成長への願いが込められており、メジャーのようなデザインが特徴的です。

歩みを進めると、ウクライナやギリシャ、ハンガリー、フィリピン、エクアドルなど、各国の大使館や文化機関の協力によるこいのぼりが登場します。各国の色彩感覚や風土が反映されたデザインは、国境を越えたコラボレーションという本展ならではの魅力です。ハワイ在住のアーティストたちによるこいのぼりには、海やココナッツなどの自然や文化を感じさせるモチーフが取り入れられており、開放的で明るいデザインが新鮮な存在感を放っています。

公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)の若手作家や、「TOKYO MIDTOWN AWARD」受賞者、そして多摩美術大学 TUBによる多彩なこいのぼり群も注目です。これからのデザイン界を担うクリエイターたちによる作品は、既存の枠にとらわれない自由でユニークな発想が随所に光ります。次世代の才能が表現する、新しいこいのぼりの形にぜひご注目ください。

中でも目を引くのが、プロダクトデザイナーの春江紗綾氏とプロデューサーの林海人氏によるユニット「tog」の作品《こいのぼり_アイデア_20260112.ai》です。「間違えて確認用データを提出してしまった」という斬新な設定のもと、「グラデ安っぽいです」「NG」といった生々しい修正指示のメモがそのままこいのぼりにプリントされています。

イベント全体を彩るキービジュアルは、2016年にTOKYO MIDTOWN AWARDでデザインコンペ審査員特別賞を受賞したイラストレーター・アートディレクターの浜田智子氏が担当しました。そのほか、芝生エリアのテントのアートインスタレーションやピクニックシートなどのデザインも手掛けています。新緑の季節、都会のオアシスでアートと自然が融合した特別な時間を、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
編集部 齊藤
「こいのぼりGALLERY」
会期:2026年4月24日(金)~5月10日(日)
※荒天中止 ※ライトアップの実施なし、ガーデン開放は23:00まで
会場:ミッドタウン・ガーデン
料金:無料
主催:東京ミッドタウン
協力:駐日ウクライナ大使館、駐日エクアドル共和国大使館、駐日ギリシャ大使館、駐日セルビア共和国大使館、駐日チリ共和国大使館、駐日ハンガリー大使館、リスト・ハンガリー文化センター、駐日フィリピン共和国大使館、駐日レソト王国大使館、公益社団法人日本グラフィックデザイン協会、多摩美術大学 TUB、港区、Art and Art History Department, University of Hawai'i at Mānoa、MORI by Art+Flea、株式会社徳永こいのぼり
展覧会HP(URLをクリックすると外部サイトへ移動します):
https://www.tokyo-midtown.com/jp/event/7889/
