WALL_alternativeで11月11日(火)から11月13日(木)までの期間、「MASUNAGA 1905 :Timeless Vision」が開催されました。

増永眼鏡120周年と、現代アーティストと協働する新プロジェクト「MASUNAGA1905 meets ARTISTS」の始動を記念した展示で1905年の創業以来、初めてアーカイブフレームを一挙公開。時代ごとに紡がれてきた職人の技と革新の歩みが紹介されました。

さらに会場では、「MASUNAGA1905 meets ARTISTS」にて協働する第一弾アーティスト・前田紗希氏、第二弾アーティスト・小林健太氏による作品が展示されました。

11月11日(火)からは、前田氏の作品がMASUNAGA1905青山店でも展示。全国の直営店では、限定コラボレーションセリートを配布しています。

同日に開催したプレス発表会には、増永眼鏡 米国法人社長 齊藤喜治氏、特別アンバサダーの片寄涼太氏(GENERATIONS)、そして前田氏が登壇。新プロダクトやアートプロジェクトの紹介のあと、トークセッションが行われました。

片寄氏は「お店でお話を伺ったのですが、想像以上に製作工程が多く、自分の知らないことがたくさんありました。職人さんが手作業で作っているので、人のぬくもりと歴史の重みを感じさせる眼鏡だとあらためて思いました」と、着用している眼鏡のかけ心地について説明しました。

前田氏は、実は増永眼鏡に以前勤めていた縁があるとのこと。起用の理由について齊藤氏は「前田さんの作品にある、時間の堆積と境界線というテーマに、我々の『タイムレスエレガンス』との親和性を感じオファーをしました」と説明しました。

前田氏は「普段は関わらない分野に携わることで、新しい物の見方や価値観を生み出すきっかけになればと思いました。自分の分野だけにいると無意識に視野が狭くなってしまうので、普段使わない筋肉を使うようなイメージですね」と、他分野との交流からインスピレーションを受けていることを明かしました。

機能的価値を超え、文脈やストーリー、クラフトマンシップといった作り手の独自性やこだわりが、プロダクトの価値を構成する本質的要素として注目される中、その理念を体現し、世界中の人々を魅了し続ける増永眼鏡の歴史と進化を総覧できる展覧会となっていました。

編集部 齊藤
「MASUNAGA1905:Timeless Vision」
会期:2025年11月11日(火)~11月13日(木)
営業時間:18:00~24:00
※11月11日(火)は招待制
会場:WALL_alternative(東京都港区西麻布 4-2-4 1F)
出展アーティスト:前田紗希、小林健太
公式サイトで詳細を見る(URLをクリックすると外部サイトへ移動します):
https://avex.jp/wall/exhibition/684/
