東京シティビューでは、2026年1月12日(月・祝)まで30周年記念展「ALL OF EVANGELION」を開催中です。テレビシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』の放送開始から30周年を記念したもので、当時のセル画や原画、設定資料から、『新劇場版』シリーズのデジタル制作資料までを見ることができます。

エントランスで来場者を出迎えるのは、エヴァンゲリオン初号機のフィギュアです。海抜250メートルの絶景を背に悠然と浮かぶ姿は、圧倒的な迫力。日没後には東京会場限定の照明演出も用意されており、30周年の祝祭を華やかに彩ります。

「序章 胎動」では1995年10月4日より放送されたテレビシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』の設定資料がずらりと並び、30年前のアニメーション制作現場の雰囲気を感じさせます。

「第1章 始動」では、『新世紀エヴァンゲリオン』の鮮やかなセル画が展示されています。現存する合計1万カット以上から約270点が厳選され、その職人技を間近で体感できます。
シリーズを通して印象的な音楽でファンを魅了してきた『エヴァンゲリオン』。続く「第2章 鳴動」では音にフォーカスします。声優陣の貴重なオーディション音声や、画コンテ、さらにはおなじみの音楽と葛城ミサトのナレーションによる予告映像の総集編を上映しています。

テレビシリーズの放映から12年後の2007年に、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』が上映。ここから全4部作となる『新劇場版』シリーズが始まります。「第3章 躍動」では、同シリーズの手書きの原画や、レイアウト、そしてデジタル上で制作されたメカや背景が融合した圧倒的なビジュアルを鑑賞できます。

最終章となる「第4章 結実、そして新たな鼓動」では、『新劇場版』シリーズの集大成ともいえる膨大な設定資料や原画を一挙公開。手描きのアニメーションから、最新の技術を取り入れて進化し続けた本シリーズ。その結末がいかにして紡がれたのか、クリエイターたちの熱量を肌で感じられる濃密な空間となっています。

本展の鑑賞後にはぜひ、同じ展示フロアにあるTHE SUN & THE MOON(Cafe)にもお立ち寄りを。作中の名シーンや登場人物をイメージしたコラボメニューが展開されており、世界観を丸ごと楽しめます。
編集部 野島
30周年記念展「ALL OF EVANGELION」
会期:2025年11月14日(金)~2026年1月12日(月・祝)※会期中無休
会場:東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)
開館時間:10:00~22:00(最終入館21:00)
主催:東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)
企画:朝日新聞社、ムービック・プロモートサービス、ムービック
特別協力:カラー、アニメ特撮アーカイブ機構(ATAC)、グラウンドワークス:
協賛:ぴあ
後援:TOKYO FM
公式サイト(URLをクリックすると外部サイトへ移動します):
https://allofevangelion-ex.roppongihills.com/
