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【展覧会レポート】AXISギャラリー「Industrial Romanticism」展

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update_2025.11.07

AXISギャラリーでは、11月9日(日)まで「Industrial Romanticism(インダストリアル ロマンティシズム)」展が開催中です。日本を代表する7社のインハウスデザイナー15名が参加し、プロトタイプやコンセプトモデルとともに、発想の原点や日頃から大切にするデザインへの「ロマン」にフォーカスしています。

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プレス発表会には、企画・ディレクションを担当した横関亮太氏と松山祥樹氏が登壇しました。横関氏は「前々からインハウスデザイナーたちをフィーチャーする場を作りたいと考えていました。本展を企画する中で『インダストリアル・ロマンティシズム』という言葉に出会い、社会に対する解決力と各企業が持っているロマンの相乗効果を見せていくのにピッタリだと思い、展覧会名としました」と、背景を説明しました。

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松山氏は「7社から素晴らしい作品を揃えてもらいました。これまでとは違う、ある意味王道の、今の時代にフォーカスしたものづくりは新鮮に映るはずです。デザイナーの情熱や想いを示せれば、未来の学生たちにとって大きな力になると思います。この展覧会がインダストリアルデザインの領域で強いメッセージやきっかけになることを期待しています」と意気込みを語りました。

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続いて、7社それぞれのデザイナー自ら、作品コンセプトについて説明しました。

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ソニーグループは、ゲーミングギアからマウスとキーボードのプロトタイプを展示。欧州のeスポーツチームと共創し、プレイヤーにとっての理想形を探索していったといいます。

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パナソニックは、結露を人工的にコントロールし、素材表面に模様や質感を生み出す実験的作品を紹介しています。自然現象の美しさをインダストリアルデザインに落とし込むことで、想像を掻き立てる、CMF(Color、Material、Finishの略)デザインの可能性を広げる試みだとのことです。

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製品そのものではなく、新しい遊びの体験を提案したと話すのは、富士通クライアントコンピューティングのデザイナー陣。デジタル技術を活用した対戦型の水鉄砲を展示しており、いつの時代も親しまれてきた水遊びがデジタル技術によって進化しました。

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キヤノンからは、VRゴーグルの新デザインを提案。「緩和」と「緊張」をテーマにそれぞれデザインされています。ゴーグルをセットする行為からコンテンツの体験が始まっていると考え、緩和では柔らかな素材が顔にフィットし、緊張では車のシートベルトを締めるような気が引き締まる装着感になっています。

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富士フイルムは、《レンズのないカメラ》をデザイン。今を撮影する機能をあえて排し、スマホに眠る無数の写真を見返すための道具としてのカメラを提示しました。プロダクトの本質を改めて捉えなおし、何か一つを捨てることで全く新しい価値を生み出せるのではないかという想いが込められています。

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ヤマハは、電子フルートと音板打楽器のプロトタイプを展示しています。前者は、フルート奏者の美学を体現することを目指し、後者はマリンバから着想を得てデザインされたものです。

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三菱電機からは3点が紹介されています。樹脂を含んだ箱形の布に映像が投影されたテレビは、柔らかなマテリアルを使用しているためか、ニュース映像一つをとっても電子モニターとは違う印象を与えます。

普段は見ることができない、未公開のプロトタイプを鑑賞できる貴重な機会となっています。デザイナーたちのロマンに触れれば、きっと新たなインスピレーションが生まれるはずです。

また、会期中は関連イベントを多数実施しています。あわせてチェックを。
>> 詳細・お申し込み https://roman.peatix.com/


編集部 齊藤

INFORMATION

「Industrial Romanticism」展
開催期間:2025年10月31日(金)~11月9日(日)
時間:11:00~20:00(最終日は17:00まで)
場所:AXIS Gallery
入場料:無料
共催:Industrial Romanticism展実行委員会、AXIS
協力:株式会社博展、desegno ltd.、荒川技研工業株式会社、株式会社ヤッホーブルーイング、BOTTEGA SpA、TAKIZME、yumrich
後援:公益財団法人日本デザイン振興会
企画・ディレクション:松山祥樹(Atelier Yoshiki Matsuyama/三菱電機)、横関亮太(RYOTA YOKOZEKI STUDIO)、AXIS
参加企業(計7社):キヤノン株式会社、ソニーグループ株式会社、パナソニック株式会社、富士通クライアントコンピューティング株式会社、富士フイルム株式会社、三菱電機株式会社、ヤマハ株式会社
グラフィックデザイン:谷内晴彦(desegno ltd.)
空間デザイン:歌代悟(株式会社博展)
公式サイト(URLをクリックすると外部サイトへ移動します):
https://center.axisinc.co.jp/event/2025/1192.html

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