六本木未来会議に登場したクリエイターのみなさまが「クリエイションのスイッチを押してくれる一冊」として推薦してくれた本を紹介しています。紹介した本は、東京ミッドタウン・デザインハブのインターナショナル・デザイン・リエゾンセンター内で不定期開室されているリエゾンセンター・ライブラリーにてお読みいただけます。今回は真鍋大度さんが選んだ『リック・ルービンの創作術』(著:リック・ルービン、ニール・ストラウス/訳:浅尾敦則/ジーンブックス)。
真鍋大度さんのコメント
平たく言うと、実践に近い格言集。例えば、「レコーディングするときに電気を消してみたらどうだ?」といった具体的なアイデアに出会える、僕にとってバイブル的な1冊です。言わんとすることはシンプルなんですが本質的。「いいこと言うな」「次、レコーディングするときにやってみようかな」って思わされます(笑)。1コーナー数分で読めるので、特にモノづくりをする人は気付きが得られる本かもしれません。
伝説的音楽プロデューサーが創造性について語る哲学的エッセイ。創作は特別な才能でなく感性と向き合う行為と説き、直感を信じ心を整えることの大切さを伝える、すべての創造する人へ向けた「心の指南書」。
クリエイティブ集団「graf」を率いる服部滋樹さんへのクリエイターインタビューをきっかけに実現した、「六本木未来会議BOOKキャラバン by 服部滋樹」のプロジェクトレポートも公開中。併せてお読みください。
真鍋大度さんのインタビューはこちら
クリエイターインタビュー #167
真鍋大度(メディアアーティスト)
https://6mirai.tokyo-midtown.com/interview/167_01/