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【展覧会レポート】国立新美術館「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」

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update_2025.05.12

国立新美術館では6月30日(月)まで、「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」が開催されています。

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本展覧会では、モダン・ハウスを特徴づける観点「衛生:清潔さという文化」「素材:機能の発見」「窓:内と外をつなぐ」「キッチン:現代のかまど」「調度:心地よさの創造」「メディア:暮らしのイメージ」「ランドスケープ:住まいと自然」の7つから再考。20世紀に始まった住宅をめぐる革新的な試みを紹介しています。

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傑作14邸を中心に、写真や図面、スケッチ、模型、家具、テキスタイル、食器、雑誌やグラフィック、映像など幅広く展示。人々の暮らしを大きく変えたアイデアについて、多角的に解説しています。

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「窓:内と外をつなぐ」では、鉄やコンクリートなど新素材の登場によって変化した窓のデザインに注目。強度を増した建物には大きなガラス窓を設置できるようになり、日光や風を得るだけでなく、窓を閉めても眺望を楽しめるデザインが登場しています。

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ルイス・カーン《フィッシャー邸》1967年

窓を通じて内と外が繋がる豊かな演出の代表例として、ルイス・カーン《フィッシャー邸》(1967年)の模型や写真を展示するほか、実物大の窓を再現。緑あふれる外観と室内との調和を示しています。

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「調度:心地よさの創造」では、1919年にドイツのヴァイマールに開校したバウハウスについても展開。シンプルで機能的なデザインが施された照明や家具など、人々の暮らしを彩った調度の数々を見ることができます。

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なかには、エーロ・サーリネン、アレクサンダー・ジラード、ダン・カイリーによる《ミラー邸》(1957年)の模型も。白を基調とした清潔感のある邸宅内部に、カラフルなクッションや敷物、椅子、テーブルなどのミニチュアが並びます。

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環境工学の先駆者としても知られる藤井厚二氏の《聴竹居》(1928年)は、「メディア:暮らしのイメージ」にて紹介。人々を魅了する理想的な暮らしを伝えたメディアとして、書籍や雑誌、住宅模型などとともに取り上げられています。

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3月18日(火)には、国立新美術館学芸課長・長屋光枝氏による解説と、本展のゲスト・キュレーターであるケン・タダシ・オオシマ氏のギャラリートークを開催。長屋氏は「歴史的な展覧会として見るのではなく、今の私たちに20世紀の建築デザインがどのように引き継がれているのか、暮らしを見つめ直す視点で企画しました」と、語りました。

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1階の展示は有料チケットが必要ですが、2階の展示は誰でも無料で入場できます。特に、近代建築の巨匠ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエの未完のプロジェクト《ロー・ハウス》の原寸大展示は必見です。国立新美術館では初となる、クラウドファンディングによって実現しました。

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そのほか、2階では「リビング・モダニティ today」を開催。ジオ・ポンティをはじめ、20世紀を代表する9つのブランドやデザイナーの家具が出展しています。家具やパネルにあるQRコードから、オンラインで詳細を見ることもできます。時代を超えて生き続けるモダニティに触れるまたとないチャンスです。



編集部 福島

INFORMATION

国立新美術館「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」
会期:3月19日(水)~6月30日(月)
休館日:毎週火曜日
※ただし4月29日(火・祝)と5月6日(火・祝)は開館、5月7日(水)は休館
開館時間:10:00~18:00(金・土は20:00まで)
※入場は閉館の30分前まで
会場::国立新美術館 企画展示室1E / 2E
主催:国立新美術館、東京新聞、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
後援:一般社団法人日本建築学会、公益社団法人日本建築家協会
協賛:鹿島建設株式会社、TOTO株式会社、株式会社長谷工コーポレーション、YKK AP株式会社、積水ハウス株式会社、大和ハウス工業株式会社、株式会社藤木工務店
協力:ミサワホーム株式会社、株式会社 竹中工務店、株式会社新建築社、株式会社アルク、ウシオライティング株式会社
観覧料:一般1,800円、大学生1,000円、高校生500円
※中学生以下は入場無料
※障害者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は入場無料
※2階企画展示室2Eの展示はチケットをお持ちでないお客様も無料でご覧いただけます。
公式サイト(URLをクリックすると外部サイトへ移動します):
https://living-modernity.jp

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