東京シティビューでは、2025年1月15日(水)まで「SPITZ,NOW! 〜ロック大陸の物語展〜 Special Supporter マイナビ」が開催中です。
本展は2023~2024年に開催されたスピッツの全国ツアー「SPITZ JAMBOREE TOUR '23-'24 "HIMITSU STUDIO"」に関する展示を中心に、スピッツの軌跡を辿ることができる史上初の大規模展覧会となっています。
本展の音声ガイドは無料! 本展のためにスピッツのメンバーが撮りおろしたもので、貴重な裏話から思い出話まで、和気あいあいとしたトークを楽しめます。なお、音声ガイドの利用にはスマートフォンとイヤフォンが必要なのでお忘れなきよう。
ひと際目を惹くのが、巨大オブジェ3点。同ツアーのアリーナ公演で実際に使用されたステージセットの一部で、巨大なスケートボードやプライヤーに挟まれたイチゴ、7色に光るツアーロゴの迫力に圧倒されます。
同ツアーのオンステージを再現したブースでは、メンバーの使用楽器や着用衣装、さらにアルバム「ひみつスタジオ」のジャケットに登場したロボットのi-Oくん、バンド土台や階段など、実際にステージで使用された品々がツアー写真とともに展示。その先には、日本武道館で披露された「大好物」のワンカット映像を放映。メンバーの演奏シーンを間近で視聴できる、ファン必見の映像となっています。
ツアー楽屋を再現したブースでは、衣装用ケースやメンバー私物の楽器に加え、ラジカセや書籍など、楽屋ならではのアイテムが集結しています。
「スピッツ秘宝館」では、「リリエンタールグライダー」「モニャモニャ」などのジャケットに使用されたアイテムを筆頭に、2013年以降に発売されたレコーディング作品が集められています。
なかでも16作目のオリジナルアルバム「見っけ」のジャケットに登場するキャラクター「ミノムシさん」は、音声ガイドにて本展初解禁の情報も!
最新シングル「美しい鰭」のジャケットを再現した展示は、本展のために楽器の下に敷く青い板を再制作。平面だったジャケット写真が立体的になることで、鱗模様の美しさや楽器の迫力を生で実感できます。
反対側には、オフィシャルファンクラブ「Spitzbergen」にまつわる展示が登場。歴代の会報誌の表紙やメンバー直筆の会報誌原本など、貴重なアイテムを目にできます。
本展の目玉企画「VR体験」コーナーでは、「SPITZ JAMBOREE TOUR '23-'24 "HIMITSU STUDIO"」の演奏シーンを360度カメラで撮影した8K映像を、PICO社の高性能VRゴーグル「piconeo 3pro」で観ることにより、まるでスピッツが目の前で演奏しているかのような臨場感を味わえます。VR映像は開催期間によって異なるので要チェックです。
本展では、ほかにも同ツアーのセットリストや写真を通して歴史を振り返る「ツアーヒストリー」コーナー、レギュラーラジオ番組 TOKYO FM「SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記」にて草野マサムネ氏が書き下ろした番組キャラクター「ROKUCHAMU」の原画、収録スタジオの再現ブースなど、ファンにはたまらない貴重な展示が盛りだくさん。
特設グッズショップでは、スピッツ作品を数多く手がけた木村豊氏がデザインしたキービジュアルを使用したアイテムや、会場入り口に飾られたスケートボードのオリジナルデッキなど、本展ならではのグッズを購入できます。
スピッツの過去から現在地、そして未来への物語を肌で感じられる、老若男女が楽しめる展覧会となっていました。
編集部 佐賀
「SPITZ,NOW! 〜ロック大陸の物語展〜 Special Supporter マイナビ」
会期:2024年11月8日(金)〜2025年1月15日(水)
休館日:12月28日(土)〜1月2日(木)
<VR体験(『SPITZ JAMBOREE TOUR '23-'24 "HIMITSU STUDIO"』より)>:
第1期「跳べ」:11月8日(金)〜11月28日(木)
第2期「オバケのロックバンド」:11月29日(金)〜12月19日(木)
第3期「めぐりめぐって」:12月20日(金)〜1月15日(水)
会場:東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)
開場時間:10:00〜19:00(最終入館18:00)
※金曜・土曜・祝前日のみ20:00まで(最終入館19:00)
入場料:一般3,000円、高校生/大学生/専門学生1,800円、中学生1,400円、4歳以上小学生以下900円、シニア(65歳以上)2,700円
※日時指定券(税込価格)
Special Supporter:マイナビ
主催:SPITZ,NOW! 主催委員会(WOWOW/読売新聞社/ウィステリアート/TOKYO FM/ニュートラルコーポレーション)
特別協力:グラスホッパー
監修:アナザー
公式サイト(URLをクリックすると外部サイトへ移動します):
https://spitznow.com/