六本木未来会議に登場したクリエイターのみなさまが「クリエイションのスイッチを押してくれる一冊」として推薦してくれた本を紹介しています。紹介した本は、東京ミッドタウン・デザインハブのインターナショナル・デザイン・リエゾンセンター内で不定期開室されているリエゾンセンター・ライブラリーにてお読みいただけます。今回はミケーレ・デ・ルッキさんが選んだ『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』(著:ユヴァル・ノア・ハラリ、翻訳:柴田裕之/河出書房新社)。
ミケーレ・デ・ルッキさんのコメント
哲学者であり人類学者でもあるユヴァル・ノア・ハラリが大好きです。彼は著書で、人間同士が協力し合うことの重要性や、新しい概念や現実に向き合うための新しい見方を提示してくれています。明快かつシンプルでわかりやすい内容です。
認知革命、農業革命、科学革命など、歴史的な転換点を通じて人類の社会や文化がどのように形成されてきたかを考察し、文明の構造や人類の幸福について深く掘り下げています。約13万年前に現れたホモ・サピエンスがどのようにして地球の支配者となったのか、さまざまな側面から探求し、歴史の背後にあるパターンや法則を解明しながら、現代社会が直面する課題についても鋭い洞察を提供しています。
クリエイティブ集団「graf」を率いる服部滋樹さんへのクリエイターインタビューをきっかけに実現した、「六本木未来会議BOOKキャラバン by 服部滋樹」のプロジェクトレポートも公開中。併せてお読みください。
ミケーレ・デ・ルッキさんのインタビューはこちら
クリエイターインタビュー #160
ミケーレ・デ・ルッキ(建築家 / デザイナー/ アーティスト)
https://6mirai.tokyo-midtown.com/interview/160_01/