六本木未来会議に登場したクリエイターのみなさまが「クリエイションのスイッチを押してくれる一冊」として推薦してくれた本を紹介しています。紹介した本は、東京ミッドタウン・デザインハブのインターナショナル・デザイン・リエゾンセンター内で不定期開室されているリエゾンセンター・ライブラリーにてお読みいただけます。今回は田中せりさんが選んだ『Beauty』(著:アレックス・カッツ/Karma Books/Lococo Fine Art Publisher)。
田中せりさんのコメント
読み物じゃないんですが、作業するデスクにお守りのように飾っているのがアレックス・カッツの本。置く本は、時期によって変わったりするんですけど、最近はこれですね。ドローイングの作品集で、一枚一枚が、ドラマのワンシーンのよう。デザインから距離があるものを見るとほっとするんです。
アメリカ人アーティスト、アレックス・カッツ(Alex Katz)の作品集。モノクロで描かれたプリント作品のシリーズ『BEAUTY』が放つエレガントな魅力を堪能できる、美しいクロス張りのカタログ。このシリーズは、あらゆる背景から主題を完全に切り離すことによって表情の微細な変化を強調した、クローズアップのモノクロポートレイト25点で構成されている。
クリエイティブ集団「graf」を率いる服部滋樹さんへのクリエイターインタビューをきっかけに実現した、「六本木未来会議BOOKキャラバン by 服部滋樹」のプロジェクトレポートも公開中。併せてお読みください。
田中せりさんのインタビューはこちら
クリエイターインタビュー #159
田中せり × 柿木原政広(アートディレクター / グラフィックデザイナー)
https://6mirai.tokyo-midtown.com/interview/159_01/