東京ミッドタウン・デザインハブでは8月25日(日)まで、第109回企画展「日本のグラフィックデザイン2024」が開催されています。
日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)より毎年発行される年鑑『Graphic Design in Japan』。本展では、その年鑑2024年版の掲載作品の中から約300点が展示されます。
展示カテゴリーは、ポスター、CI・VI・シンボル・ロゴ・タイプフェイス、デジタルメディア、ブック・エディトリアル、映像、パッケージ、ジェネラルグラフィック、新聞広告・雑誌広告、環境・空間、複合と多様です。
第26回亀倉雄策賞を受賞したのは、GRAPH代表取締役/ヘッドデザイナーの北川一成氏によるデザイン「KAMIZU(かみづ)」。
「がんばっている人達をこっそり応援する、神さまのつかい」というキャラクターを擁するアートプロジェクトで、キャラクターデザインやプロダクト開発、商品パッケージのデザインなど、幅広く展開されています。
各カテゴリーの高得票作品の中から毎年数作品が選出されるJAGDA賞2024受賞作品は、会場に入って手前に展示されています。
これからのデザイン界を担う優秀な若手デザイナーに贈られるJAGDA新人賞2024を受賞したのは、岡崎真理子氏、坂本俊太氏、山口崇多氏の三名です。
このほか、植原亮輔氏や岡崎智弘氏、原研哉氏など、これまで六本木未来会議に登場したクリエイターの作品が多数展示されています。
21_21 DESIGN SIGHTで開催された「クリストとジャンヌ=クロード "包まれた凱旋門"」のポスターなど、会場内には、馴染みのあるデザインもありました。
日本のデザインの最先端が集結する本展。デザイナーの方はもちろん、デザインに興味がある方は必見です。
さらに、ギンザ・グラフィック・ギャラリーでは特別展「2024 JAGDA 亀倉雄策賞・新人賞展」が8月24日(土)まで同時開催中。こちらも併せてチェックを。
編集部 齊藤
東京ミッドタウン・デザインハブ第109回企画展「日本のグラフィックデザイン2024」
会期:2024年7月1日(月)~8月25日(日)
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ
開館時間:11:00~19:00
休館日:会期中無休
入場料:無料
主催:東京ミッドタウン・デザインハブ
企画・運営:公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)
公式サイト(URLをクリックすると外部サイトへ移動します):
https://www.designhub.jp/exhibitions/gdj2024