六本木未来会議に登場したクリエイターのみなさまが「クリエイションのスイッチを押してくれる一冊」として推薦してくれた本を紹介しています。紹介した本は、東京ミッドタウン・デザインハブのインターナショナル・デザイン・リエゾンセンター内で不定期開室されているリエゾンセンター・ライブラリーにてお読みいただけます。今回は篠原ともえさんが選んだ『TIMELESS 石岡瑛子とその時代』(著:河尻亨一/朝日新聞出版)。
篠原ともえさんのコメント
日本を代表するアートディレクター・石岡瑛子さんの評伝ですが、デザイン業界において第一線で活躍していた42歳で渡米し、海外で果敢に挑戦する姿に圧倒されました。石岡さんが活躍した時代は、今と比べて女性のキャリアに寛容ではなかったと思います。華々しいキャリアを積んできたにもかかわらず、ゼロからのスタートを切り、強い信念で真っ向から仕事と向き合うその姿に、クリエイションへの勇気と大きな力をもらいました。
アカデミー賞やグラミー賞を受賞するなど、世界を沸かせた伝説のデザイナー・石岡瑛子の評伝。アカデミー賞に輝いた彼女は、変化の時代をいかにサバイブしたのか。スティーブ・ジョブズも崇拝したエイコの「私」に迫る1冊。
クリエイティブ集団「graf」を率いる服部滋樹さんへのクリエイターインタビューをきっかけに実現した、「六本木未来会議BOOKキャラバン by 服部滋樹」のプロジェクトレポートも公開中。併せてお読みください。
篠原ともえさんのインタビューはこちら
クリエイターインタビュー #156
篠原ともえ(デザイナー / アーティスト)
https://6mirai.tokyo-midtown.com/interview/156_01/