六本木未来会議に登場したクリエイターのみなさまが「クリエイションのスイッチを押してくれる一冊」として推薦してくれた本を紹介しています。紹介した本は、東京ミッドタウン・デザインハブのインターナショナル・デザイン・リエゾンセンター内で不定期開室されているリエゾンセンター・ライブラリーにてお読みいただけます。今回は石川直樹さんが選んだ『生物から見た世界』(著:ユクスキュル、クリサート、訳:日高敏隆、羽田節子/岩波書店)。
石川直樹さんのコメント
地球という惑星はひとつだけど、「世界」はひとつではない。昆虫が見ている世界、犬が見ている世界、魚が見ている世界、そして子どもが見ている世界やおじいさんが見ている世界。自分が見ている世界には多様なレイヤーがあるんだ、ということをあらためて気付かせてくれる一冊です。
ドイツの生物学者ユクスキュルによる化学の古典。生物たちが独自の知覚と行動でつくり出す「環世界」を提唱し、生物によってそれぞれ異なる世界が存在することを示した。
クリエイティブ集団「graf」を率いる服部滋樹さんへのクリエイターインタビューをきっかけに実現した、「六本木未来会議BOOKキャラバン by 服部滋樹」のプロジェクトレポートも公開中。併せてお読みください。
石川直樹さんのインタビューはこちら
クリエイターインタビュー #155
石川直樹(写真家)
https://6mirai.tokyo-midtown.com/interview/155_01/