六本木未来会議に登場してくれたクリエイターのみなさまが「クリエイションのスイッチを押してくれる一冊」として推薦してくれた本を紹介しています。紹介した本は、東京ミッドタウン・デザインハブのインターナショナル・デザイン・リエゾンセンター内で不定期開室されているリエゾンセンター・ライブラリーにてお読みいただけます。今回は、山田紗子さんが選んだ『Gerhard Richter: 100 Pictures』(著:ゲルハルト・リヒター/HATJE CANTZ)。
山田紗子さんのコメント
リヒターの初期のものを含む抽象作品が約100枚収められている、やや小さめの作品集です。現実、それを映した写真、それを元にした絵画、重ねられる絵具、すべての層がそれぞれのリアリティを持って重なるような画を見るたびに、建築でもこのようなことが可能なのではないか、と想像を膨らませています。
現代アートの巨匠、ゲルハルト・リヒターが、1995年〜1996年に描いた抽象画作品を中心に収録。
クリエイティブ集団「graf」を率いる服部滋樹さんへのクリエイターインタビューをきっかけに実現した、「六本木未来会議BOOKキャラバン by 服部滋樹」のプロジェクトレポートも公開中。併せてお読みください。
山田紗子さんのインタビューはこちら
クリエイターインタビュー #137
山田紗子(建築家)
https://6mirai.tokyo-midtown.com/interview/137_01/