六本木未来会議に登場してくれたクリエイターのみなさまが「クリエイションのスイッチを押してくれる一冊」として推薦してくれた本を紹介しています。紹介した本は、東京ミッドタウン・デザインハブのインターナショナル・デザイン・リエゾンセンター内で不定期開室されているリエゾンセンター・ライブラリーにてお読みいただけます。今回は、大野友資さんが選んだ『寺田寅彦随筆集』(著:寺田寅彦/岩波書店)。
大野友資さんのコメント
科学随筆が好きです。特に物理学者の寺田寅彦によるエッセイはどれも文体がとても綺麗で、理性的な部分と情緒的な部分がちょうどよく交差していて読むと清々しい気持ちになります。
物理学者であり、文筆家としても活躍した寺田寅彦。その異才ぶりは夏目漱石からも高く評価された。本書には、科学と文学が結び合わさった独特の視点で書かれた20代から50代までの随筆が収められている。全5巻。
クリエイティブ集団「graf」を率いる服部滋樹さんへのクリエイターインタビューをきっかけに実現した、「六本木未来会議BOOKキャラバン by 服部滋樹」のプロジェクトレポートも公開中。併せてお読みください。
大野友資さんのインタビューはこちら
クリエイターインタビュー #137
大野友資(建築家)
https://6mirai.tokyo-midtown.com/interview/137_01/