六本木未来会議に登場してくれたクリエイターのみなさまが「クリエイションのスイッチを押してくれる一冊」として推薦してくれた本を紹介しています。紹介した本は、東京ミッドタウン・デザインハブのインターナショナル・デザイン・リエゾンセンター内で不定期開室されているリエゾンセンター・ライブラリーにてお読みいただけます。今回は、青木涼子さんが選んだ『ブーレーズは語る―身振りのエクリチュール』(著:ピエール・ブーレーズ/青土社)。
青木涼子さんのコメント
アンサンブル・アンテルコンタンポランをつくったピエール・ブーレーズという方の対談集です。作曲家としても指揮者としても超一流、なおかつフランス国立音響音楽研究所もつくった巨人のようなカッコいい人ですが、自分のポリシーがしっかりとあって、伝統と現代をつないでいくことを体現している。その考えに触れるたび、私も志高く、もっと前に進んでいかなくてはと思わされます。
第二次世界大戦以降の西洋音楽界の中心的人物のひとりであるピエール・ブーレーズ。数々の華やかな経歴や偉人との交流、そして作品や指揮についての自身の論理を伝える一冊。
クリエイティブ集団「graf」を率いる服部滋樹さんへのクリエイターインタビューをきっかけに実現した、「六本木未来会議BOOKキャラバン by 服部滋樹」のプロジェクトレポートも公開中。併せてお読みください。
青木涼子さんのインタビューはこちら
クリエイターインタビュー #136
青木涼子(能声楽家)
https://6mirai.tokyo-midtown.com/interview/136_01/