六本木未来会議に登場してくれたクリエイターのみなさまが「クリエイションのスイッチを押してくれる一冊」として推薦してくれた本を紹介しています。紹介した本は、東京ミッドタウン・デザインハブのインターナショナル・デザイン・リエゾンセンター内で不定期開室されているリエゾンセンター・ライブラリーにてお読みいただけます。今回は、豊田啓介さんが選んだ『遠野物語』(著:柳田國男/新潮文庫)。
豊田さんのコメント
普段、デジタルがどうとか言っているんですが、疲れた時に、リフレッシュしてまたモノをつくりたいなと思いたい時に、なぜかついつい戻ってしまう本。研究で凝り固まった考えを解いて、遠くまで連れていってくれるような本です。
民俗学を確立した柳田國男が座敷童、河童、神隠し、姥捨てなど、遠野に伝わる伝承を記録。農政調査のために農村を巡り、聞き取りを重ねた本書は、日本民俗学の発展に大いに貢献した。
クリエイティブ集団「graf」を率いる服部滋樹さんへのクリエイターインタビューをきっかけに実現した、「六本木未来会議BOOKキャラバン by 服部滋樹」のプロジェクトレポートも公開中。併せてお読みください。
豊田啓介さんのインタビューはこちら
クリエイターインタビュー #130
豊田啓介(東京大学生産技術研究所特任教授/建築家)
https://6mirai.tokyo-midtown.com/interview/130_01/