六本木未来会議に登場してくれたクリエイターのみなさまが「クリエイションのスイッチを押してくれる一冊」として推薦してくれた本を紹介しています。紹介した本は、東京ミッドタウン・デザインハブのインターナショナル・デザイン・リエゾンセンター内で不定期開室されているリエゾンセンター・ライブラリーにてお読みいただけます。今回は、会田寅次郎さんが選んだ『老子』(著:老子 翻訳:蜂屋邦夫/岩波書店)。
会田さんのコメント
最近、中国の道教の経典を読んでいるんです。疲れた時のエネルギー補給として、文化的なものに触れるのも大事。『老子道徳経』はひたすらストイックに書かれていて、抽象的な論議だけれども感情を揺さぶられるんです。そこがとてもエモくて、面白いなと思います。
古代中国の戦国の世を生き抜く知恵が記された書。平和的で素朴なその内容には、長い年月をかけて今もなお読み継がれる、時代を越えた普遍性が宿っている。
クリエイティブ集団「graf」を率いる服部滋樹さんへのクリエイターインタビューをきっかけに実現した、「六本木未来会議BOOKキャラバン by 服部滋樹」のプロジェクトレポートも公開中。併せてお読みください。
会田寅次郎さんのインタビューはこちら
クリエイターインタビュー #127
会田寅次郎(芸術家)
https://6mirai.tokyo-midtown.com/interview/127_01/