六本木未来会議に登場してくれたクリエイターのみなさまが「クリエイションのスイッチを押してくれる一冊」として推薦してくれた本を紹介しています。紹介した本は、東京ミッドタウン・デザインハブのインターナショナル・デザイン・リエゾンセンター内で不定期開室されているリエゾンセンター・ライブラリーにてお読みいただけます。今回は、磯村暖さんが選んだ『デビルマン』(永井豪、ダイナミックプロ/講談社漫画文庫・全5巻)。
磯村さんのコメント
クリエイションにつながっているかはわからないけれど、臨戦態勢になるために読むマンガです。デビルマンは大義を持ちながら戦いまくるのですが、これを読むと正気が保たれて、「僕がやらねば!」と制作がはかどります。正気じゃないかもしれないですけど(笑)。
悪魔の力と人間の心をあわせ持つデビルマンになった少年が、人類を救うために戦う、永井豪の代表作のひとつ。アニメ版とマンガ版で内容がかなり異なることでも知られ、前者はヒーローものの要素が強いのに対して、後者はホラー描写が多く、人間の業をあぶり出すようなシリアスな作品になっている。
クリエイティブ集団「graf」を率いる服部滋樹さんへのクリエイターインタビューをきっかけに実現した、「六本木未来会議BOOKキャラバン by 服部滋樹」のプロジェクトレポートも公開中。併せてお読みください。
磯村暖さんのインタビューはこちら
クリエイターインタビュー #117
磯村暖(美術家)
https://6mirai.tokyo-midtown.com/interview/117_01/