21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3では、7月28日(日)まで京都を拠点に「自然の造形美を伝える」プロダクトを発信しているウサギノネドコによるPOP-UP SHOP「ウサギノネドコ @ 21_21」が開催されました。
ウサギノネドコは自然の神秘さや不思議さを独自の視点で切り取り、インテリアオブジェやギフトとして楽しめるプロダクトを製作。POP-UP SHOPでは代表的な作品である「Sola cube」を中心に、「Sola cube Mineral」「Sola cube Micro」「Unimaru」などオリジナルプロダクトが一堂に会しました。
こちらは、ウニの身体を通して世界を眺める「ウニレンズ」。フシザオウニの殻をアクリルに封入し、一つ一つ球体に削りあげ、レンズに仕立てたプロダクトです。一つの生命の全身を通して眺める世界は、いつもと少し違って見えるかもしれません。
「Unimaru」では、ウニのトゲの下に存在する「ウニの骨格」を天然無着色のままアクリルに封入したオブジェです。繊細で割れやすい骨をアクリルに封入し、職人の手で一つずつドーム状に削り出しているのだとか。ウニの種類によってアクリルの大きさが異なります。
パッケージの表面には、見る角度によって異なる輝きを放つパール色の銀箔で、ウニの骨の模様を印刷。実際の骨の構造をできるだけ正確に捉え、イラスト化しています。
アートな"みやげ"でも紹介したことのある、花や種子をアクリルに封入した「Sola cube」では、それぞれの植物の生態や逸話を元に、それを一言で表現した「宙(そら)言葉」が添えられています。タンポポは「風と生きる」、花色が長持ちするサマーチェリーは「永遠に美しく」、白いちいさな花がたくさんついているライスフラワーは「実りある日々」など、プレゼントにも最適な一品です。
「Sola cube Side Table」は、単体では商品になるに至らなかった「Sola cube」をアクリル樹脂で新たに繋ぎ固めて製作したプロダクト。ステンレス製のフレームも専用に製作しています。上から見ても横から見ても、植物の美しさを楽しむことができました。
京都に雑貨店・カフェ・宿泊所を備えた「ウサギノネドコ京都店」を構え、2019年9月に台東区・谷中に2号店「ウサギノネドコ東京店」をオープン予定のウサギノネドコ。オンラインストアでの販売も行っているので、気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。
編集部 高橋
POP-UP SHOP ウサギノネドコ @ 21_21
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
会期:2019年7月10日(水)~7月28日(日) ※終了しました
開館時間:10:00~19:00
休館日:火曜日
入場料金:無料
公式サイト(URLをクリックすると外部サイトへ移動します):
http://www.2121designsight.jp/gallery3/usagi_no_nedoko/