六本木未来会議に登場してくれたクリエイターのみなさまが「クリエイションのスイッチを押してくれる一冊」として推薦してくれた本を紹介していきます(紹介する本の一部は2014年に開催した「森の学校」の図書室と、2015年に開催した「六本木ブックフェス」、2016年に開催した「六本木未来会議BOOKキャラバン」でも展示したものです)。今回は、永井一史さんが選んだ『しりとり』(いそっぷ社)。
永井さんのコメント
若き日の谷川俊太郎さんと和田誠さんの共作の本。谷川さんがその後に展開していく言葉のエッセンスが詰まっており、僕自身が子どもの時に好きだった本でもあります。特にダイナミックに展開していく"石""死""芝居"のページがお気に入りでした。
数々の名作絵本を生み出した谷川・和田の名コンビが、32年前に「私家版・限定500部」で出版した幻の本。ちょっぴりブラックな香りただよう、不思議な魅力をたたえた絵本です。
永井一史さんのインタビューもあわせてどうぞ。
クリエイターインタビュー #57
永井一史(アートディレクター)
https://6mirai.tokyo-midtown.com/interview/57/