六本木未来会議に登場してくれたクリエイターのみなさまが推薦してくれた本を毎週紹介していきます(紹介する本の一部は2014年に開催した「森の学校」の図書室と、2015年に開催した「六本木ブックフェス」でも展示したものです)。
今回は、野田秀樹さんが選んだ、『ブライヅヘッドふたたび』(イーヴリン ウォー/筑摩書房)。
野田さんのコメント
イギリスの小説家、イーヴリン・ウォーが第二次世界大戦中の兵士たちを描いた物語。若い頃に読んだ本を見返していたら、独文学者で評論家の種村季弘さんが勧めていて、取り寄せてみると「こんなに面白い本があるんだ」というくらい面白かった。日本ではあまり知られていませんが、イギリスでは誰もが知っているほど有名な一冊です。
イーヴリン・ウォーの代表作である本書。1945年にイギリスで出版されて以来、長く読み継がれ、1981年にはドラマ化、その後映画の原作などにもなっています。非常に読みごたえのある、青春ストーリーです。
野田さんのインタビューもあわせてどうぞ。
クリエイターインタビュー #73
野田秀樹(演出家)
http://6mirai.tokyo-midtown.com/interview/73_01/