六本木未来会議に登場してくれたクリエイターのみなさまが「クリエイションのスイッチを押してくれる一冊」として推薦してくれた本を毎週紹介していきます(紹介する本は2014年に開催した「森の学校」の図書室でも展示されていたものです)。
今回は、小山薫堂さんが選んだ、『山羊の歌』(中原中也 著/日本図書センター)。
小山さんのコメント
高校生の頃、中原中也の詩に憧れて、「詩人になりたい」と思っていました。中也の紡ぐ言葉と森の神秘的な力は、どこか似ている気がします。森の中で中也の詩集を開けば、昔の想いがまた甦ってしまうかもしれません。
近代文学を代表する叙情詩人、中原中也の代表作である本書。最近では、なかなか「詩」を読む機会も減ってきているのではないでしょうか? 秋の夜長にじっくり堪能してみるのも良いですね。
小山薫堂さんのインタビューもあわせてどうぞ。
クリエイターインタビュー #04
小山薫堂(放送作家/脚本家)
http://6mirai.tokyo-midtown.com/interview/04/
六本木未来会議 編集部