六本木未来会議に登場してくれたクリエイターのみなさまが「クリエイションのスイッチを押してくれる一冊」として推薦してくれた本を毎週紹介していきます(紹介する本は2014年に開催した「森の学校」の図書室でも展示されていたものです)。
今回は、田仲薫さんが選んだ、『A peanuts book featuring Snoopy』(チャールズ M.シュルツ 著・谷川 俊太郎 著/角川書店)。
田仲さんのコメント
有名なSNOOPYだが、原作の漫画を読まれた方は意外に少ないかも? 家にあった日本語版を小さい頃読んだのが忘れられません。学校の校舎に喋りかけるサリー、作家や弁護士になりきるスヌーピーなど、自由な妄想力を展開しているキャラクターたち。子どもならではの想像力を、PEANUTSを通じてもっとふくらませて欲しいです。
日本ではキャラクターグッズとしておなじみのスヌーピーですが、実は連載開始の1950年から現代まで続いている人気四コマ漫画。ストーリーはアメリカンジョーク満載で、かと思えば時々とても哲学的で読者を考えさせたり、子どもから大人まで人気の理由も納得。英語が苦手な方はコマの外の日本語訳を読むのがおすすめです。
田仲薫さんのインタビューもあわせてどうぞ。
クリエイターインタビュー #26
田仲薫(IDEO)
http://6mirai.tokyo-midtown.com/interview/26/
六本木未来会議 編集部