六本木未来会議に登場してくれたクリエイターのみなさまが「クリエイションのスイッチを押してくれる一冊」として推薦してくれた本を毎週紹介していきます(紹介する本は2014年に開催した「森の学校」の図書室でも展示されていたものです)。
今回は、アストリッド・クラインさんが選んだ、『エロイーズ』(ケイ・トンプソン 著・ヒラリー・ナイト 絵・井上荒野 訳/メディアファクトリー)。
クラインさんのコメント
50~60年代のニューヨーク。プラザホテルに住んでいるエロイーズの世界は、女の子なら魅力的です。クラッシーでゴージャスなホテルの中を、いたずらなエロイーズが飛び回ります。おてんばでシャイじゃないところも、まるで娘を見ているようで。
著者のケイ・トンプソンさんの自身の幼少期を描いた、この『エロイーズ』は、アメリカで半世紀にわたって少女たちの心を掴んできた人気の絵本。可愛らしいペン画で描かれている50年代のニューヨークのファッションやスタイルも、目に楽しい一冊です。
アストリッド・クラインさんのインタビューもあわせてどうぞ。
クリエイターインタビュー #42
クライン ダイサム アーキテクツ(建築家)
http://6mirai.tokyo-midtown.com/interview/42/
六本木未来会議 編集部