六本木未来会議に登場してくれたクリエイターのみなさまが「クリエイションのスイッチを押してくれる一冊」として推薦してくれた本を毎週紹介していきます(紹介する本は2014年に開催した「森の学校」の図書室でも展示されていたものです)。
今回は、名和晃平さんが選んだ、『植物はそこまで知っている』(ダニエル・チャモヴィッツ 著・矢野真千子 訳/河出書房新社)。
名和さんのコメント
地球上の生命の基盤を担う「植物」の存在を改めて考えるとともに、わたしたちの身体や感覚が鉱物・植物・動物的な要素を内包するものであることに気づかされる。
植物は見ている、匂いも、位置も、音も分かってしまう・・・読み進めると驚くことも多い本書ですが、時代を遡ってみれば植物も動物も元は同じひとつの生物。同じ感覚を持っていることは実に自然なことだと改めて気づかされる一冊です。
名和晃平さんのインタビューもあわせてどうぞ。
クリエイターインタビュー #37
名和晃平(彫刻家)
http://6mirai.tokyo-midtown.com/interview/37/
六本木未来会議 編集部