リニューアルしたての六本木ヒルズ森タワー52階展望台「東京シティビュー」で開催中の「スター・ウォーズ展」。その内覧会に行ってきました! 「スター・ウォーズ」といえば、言わずと知れた大作SF映画シリーズ。今年12月に最新作が公開されることが決まり、今、世界中から注目を集めています。
今回の展覧会は、スター・ウォーズからインスピレーションを得て描かれたアート作品や、撮影で実際に使われたコンセプトアートや衣裳、小道具などを「ビジョン」というテーマで紹介しています。こういうの、きっとファンにはたまらないはず。
スター・ウォーズの小道具といえばこれ、ライトセーバー。柄から光の刃が伸びる、劇中の登場人物たちが使う武器です。何作か観たことがあるという程度の私でも、「おお、これが本物の......」とちょっと興奮。
映画で実際に使用された衣装も展示されていました。どれも精巧につくられていて、重厚感あり。やっぱり妥協を許さないものづくりが、映画の世界観を支えているんですね。
こちらは「スター・ウォーズの原点」と題された展示。生みの親のジョージ・ルーカスがインスピレーションを受けた作品の資料が並んでいました。黒澤明の「隠し砦の三悪人」から影響を受けていたというのは、ファンにとっては有名な話。
人物相関図もありました。「スター・ウォーズ」はこれまで6作が公開され、シリーズを通した壮大な物語を展開しています。私のような初心者でも、展示を順に観ていくと、その世界観を理解できる構成になっていました。
会場でしか手に入らないグッズも販売中。中には買い物かごいっぱいに詰め込んでいる人も! 内覧会ですらこの人だかり、第一作目の「新たなる希望」公開から40年近くたっても、これほどの多くの人を熱くさせる映画ってほかにあるのでしょうか。
会場は六本木ヒルズ森タワーの52階。展示の合間には六本木の夜景を楽しめます。映画の世界観にどっぷり浸かりながら外を眺めると、だんだん映画と現実の境目があいまいに......。
ファンならずとも一見の価値あり。ぜひ過去のシリーズを観てから訪れてみてくださいね。
編集部 飯塚
information
「スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン。」
会場:森アーツセンターギャラリー
会期:4月29日(水)〜6月28日(日)10:00〜22:00
※ 会期中無休
入場料:一般1,800円、高校生・大学生1,200円、4歳~中学生600円、
シニア(65歳以上)1,500円
http://www.roppongihills.com/tcv/jp/sw-visions/
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