いよいよ来月、4月25日(土)~26日(日)に開催される「六本木アートナイト2015」。六本木未来会議では、「かるた大会」を行うことが決定しました。「え、なんで?」と思われるかもしれませんが、このかるた、これまでクリエイターのみなさんに聞いた「六本木を変えるアイデア」を形にしたものなんです。
実はこのかるたには、六本木未来会議のクリエイターインタビューが50回(齋藤精一さんインタビューの回)を迎えたことを記念して制作されたもの。「を」「ん」などを除いた五十音に、数字や濁音、アルファベットを加えた全67枚。絵札と読み札は裏表になっていて、それぞれクリエイターのみなさんのアイデアとイラストが描かれています。
たとえば、絵筆とパレットのイラストが描かれた「び」の札。読み札には「美大の授業をやってみない?」とあります。これ、誰のインタビューのアイデアかわかりますか?
正解は、クリエイターインタビュー第1回に登場した、水野学さんのインタビュー。六本木をデザイン&アートの街にするには、「美術大学そのものを六本木に呼び込んでしまえばいい」というアイデアです。
昨年の「六本木アートナイト」で行ったプログラム、箭内道彦さん考案の「ふるさとシール」もかるたになっています。これは自分の出身都道府県のシールを貼って街を歩き、ふるさとの話で交流しよう! というもの。これがかるたになると......。
「『ふるさとバッヂ』で、おのぼりさん同士交流を」。北海道の形のバッヂをつけた女性のイラストが描かれています。具体的なアイデアなので、とてもわかりやすい一枚ですね。
ちなみに、同じく50回記念として開催された「リアル六本木未来会議 by 古田秘馬」から生まれたアイデアも"かるた化"されています。このときは6チームに分かれた参加者のみなさんに「六本木を変えるプロジェクト」を考えてもらったのですが......。
こんなかるたになりました。個人的に好きなのは、「パジャマDAY」という企画がもとになった、「え!? パジャマで歩いたっていいじゃない」。イベント時の盛り上がりが感じられますよね。
ということで、この「六本木未来かるた」、3月25日(水)から東京ミッドタウンをはじめ、六本木各所で無料配布しますので、ぜひ集めてみてください。そして「67枚全部ほしい!」という方は、六本木アートナイト2015で開催するかるた大会にぜひ出場を! 勝者にはオリジナルケース入りの「六本木未来かるた」フルセットを差しあげます。
詳細と配布場所は、「六本木未来かるた」特設ページをご覧ください。かるたをダウンロードすることもできますので、ぜひ事前に練習して、六本木アートナイトに備えてくださいね。
編集部 飯塚