現在、東京ミッドタウン・デザインハブで開催中の企画展「いろは展」にお邪魔してきました。
「いろは」と聞くと、何かの基本といったような意味合いをイメージしますが、今回の企画展は、ディレクター10名と武蔵野美術大学空間演出デザイン学科の学生によるそれぞれの「いろは」を展示した内容となっています。
入口にはまず、10人のデイレクターの経歴のボードが。
皆さんが現在までに至る「いろは」が展示されています。
こちらは、鈴木康広さんの作品。これまでに描かれたデザインのアイデア帳や、
パラパラ漫画等が展示されていて、鈴木さんの素敵な頭の中を少し覗けたような気分になれます。
こちらは、ファッションデザイナーの津村耕祐さんと、津村さんが教鞭を執られている武蔵野美術大学のゼミの学生さん達による作品。
"着替えエクササイズ"と題されたこちらは、服を着替える動作を「身体と感性を鍛える」エクササイズとして考え、部屋に置かれた様々な洋服を使ったコーディネイトで何度も着替えていくというもの。
確かに、着替えは毎朝着るものを考えるに頭を使うし、腕の上げ下げもあってちょっとしたエクササイズですよね...。
こちらは、以前六本木未来会議でツアーを実施いただいた、インテリアデザイナーの五十嵐久枝さんによるミニシェルター。段ボールをコンクリートに見立てたシェルターをつくり、空間の面白さを体験してもらいたいという想いの作品です。
また、全ディレクターがご自身にとっての「いろは」を語られている映像も、必見です。
この展示を見て、自分の「いろは」は何なのか、を今後探していきたいと思いました。
こちらの展示は、12月25日(木)のクリスマスまで実施されておりますので、六本木へイルミネーションを見に来られた際は是非お立ち寄りください。
編集部T
information
会 期:
2014年11月21日(金)-12月25日(木)[会期中無休]
開館時間:
11:00-19:00
会 場:
東京ミッドタウン・デザインハブ
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウンタワー5F
入場料:
無料
主 催:
東京ミッドタウン・デザインハブ
公式サイト:
http://designhub.jp/exhibitions/1302/