先日、レディー・ガガのアイコンともいえる「ヒールレスシューズ」をデザインした、舘鼻則孝さんの公開インタビューが行われました! 写真は、21_21 DESIGN SIGHT企画展「イメージメーカー展」の自身の展示の前で、スタッフと談笑する舘鼻さん。今回のメインビジュアルの撮影は、こちらで行われました。
展示されていた「ヒールレスシューズ」がこちら。あらためて見てみると、アバンギャルドなようでいて、舞妓さんが履いても似合いそうな落ち着いた雰囲気も。履きこなせるかどうかはともかく、不思議な魅力があります。
そのほかにも、舘鼻さんの新作の靴やアート作品、「ヒールレスシューズ」の制作工程など、たくさんの展示が。「イメージメーカー展」は10月5日まで開催されていますので、気になる方はぜひ訪れてみてください。
さて、21_21 DESIGN SIGHTでメインビジュアルを撮影したあとは、東京ミッドタウン・デザインハブでの公開インタビューへ。参加者50名限定、集まった中には、ファッション関係のお仕事かな? という人もチラホラ。
インタビューのお相手は、21_21 DESIGN SIGHTアソシエイトディレクターの川上典李子さん。打ち合わせ時、「舘鼻さん(は話が上手)だから、全然心配してないんです」と言っていたとおり、「ヒールレスシューズ」の話はもちろん、アーティストになった理由、そして六本木のこれからについてなど、さまざまな話を引き出してくれました。
個人的に印象に残ったのは、制作時間の話。なんと舘鼻さん、制作に費やすのは1ヶ月に3日程度だそう! え、それだけ? と思ったのですが、話を聞いてみると「学生の頃とは違って、制作に没頭する以外の楽しみをいっぱい知ったということですね。チームでプロジェクトを進めたり、打ち合わせをしたり......ヒマなわけじゃないですよ?(笑)」とのこと。
インタビュー後の懇談会は、お茶やお菓子をつまみながらの、なごやかな雰囲気。舘鼻さんもずっとニコニコしながら、参加者一人ひとりとじっくり話し込んでいました。
こちらは、真っ先に舘鼻さんに話しかけていた方。「自分を売り込むために、何か特別なことはしたのか?」と質問をしたところ、高校生の頃からショップに足を運んで顔を覚えてもらったり、地道な努力をしてきたと教えてくれたそう。
ということで、インタビューは9月3日に公開予定。本編では、レディー・ガガについてのエピソードも語られる......かもしれません。どうぞお楽しみに!
編集部 飯塚