そういえば今年は桜を見てないな〜なんて思いつつ、東京ミッドタウンで開催中の「Midtown Blossom 2014」に行ってきました。
このイベントは、東京ミッドタウンの敷地内にある約150本の桜とともに、春の訪れを祝おうというもの。満開の時期は過ぎていますが、私が訪れた4月13日は、桜並木がまだほんのり色づいていました。
とはいえ、楽しみは桜だけではありません。期間中は、各店で期間限定のスイーツの販売、バラを使ったアレンジメントを楽しめる「フラワーアートアワード2014」、プラザB1での「ストリートミュージアム」など、たくさんのイベントが開催されています。
「ストリートミュージアム」では、「Tokyo Midtown Award 2013」のアートコンペ受賞者の作品を展示しています。参加クリエイター全員が1980年代生まれという、春のイベントにふさわしいフレッシュさ! 写真の中里洋介さんによる作品「春のリアル」など、どの作品も一癖あって、道行く人を楽しませていました。
こちらは赤嶺智也さんの「春な人々」。岡本太郎ばりの激しい筆づかいとカラフルな色調が楽しい作品です。
「<img src="#"alt="cogito ergo sum"/>」と題された渡辺元佳さんの作品は、目玉や後ろの赤い部分が人を感知して動きます! タイトルもなんだか意味深ですね。
多くの人が足を止めて見ていた、昨年のグランプリ受賞者・鈴木一太郎さんの「観測地点」という作品。中央モニターには本物のゲーム画面が。
パブリックアートとはまた違って、ショッピング中にいきなり現代アートが現れるというのも新鮮なもの。美術館に行かなくても作品が見られておトクだなぁ......と、貧乏性な私はひとつ残らずじっくり鑑賞してしまいました。
外に出てみると、ミッドタウン・ガーデンには「MARTINI Blossom Lounge」がオープン。こちらは、世界No.1の評価を受けたスパークリングワイン、マルティーニとザ・リッツ・カールトン東京のフードメニューが楽しめる屋外ラウンジです。お花見シーズンは過ぎていましたが、こちらもたくさんの方が訪れていました。
せっかくなので、私もグラスワインとパニーニを注文して、ちょっと休憩。心地よい新緑の空気の中で世界最高のスパークリングワインを味わっていると、なんだかリッチな大人の男になったよう......(あくまで"気分"です)。
カップルや女性同士のお客さんが多かったのですが、私の隣ではイケメン外国人がひとりでワインを楽しんでいました。完全に一方的な仲間意識を感じつつ、焼きたてパニーニをモグモグ、ワインをぐびぐび。私のように"ぼっち"で訪れても楽しめる、気持ちのいい空間でした。
スタッフの方の話では、夜になると桜並木がピンク色にライトアップされて、まだまだお花見気分を味わえるとのこと。
Midtown Blossom 2014は、4月20日(日)まで開催されています。4月19・20日に行われるオールナイトイベント「六本木アートナイト2014」とも一緒に楽しめるので、この機会にぜひ足を運んでみてくださいね!
編集部 飯塚