芸術の秋。そして、10月下旬から11月上旬は六本木エリアがデザインに湧く季節。
10月25日(金)から21_21 DESIGN SIGHTにて開催中の「日本のデザインミュージアム実現にむけて展」に行ってきました!
この展覧会は、三宅一生氏が寄稿した2003年の新聞記事「造ろうデザインミュージアム」の、活動の布石となる展覧会です。
その構想の中でうまれた、何だかイメージがつきにくいタイトルの展覧会ですが、(勝手に)一言で言ってしまうと、「21_21 DESIGN SIGHTの今までの企画展が一度にみられる!そして幅広い『デザイン』の面白さを感じられる!」とてもお得な展覧会。
全ての展覧会を訪れていらっしゃる方はなかなかいないと思いますので、ファンにはたまらない内容です。
佐藤卓さんがディレクションをした「water」展の発想の"きっかけ"を展示。
水という資源をデザインの視点で表現した、面白い企画に改めて感心...。(ネタばれなので、何を意味するのかは是非展覧会で確認を!)
ただ単に過去の展覧会をアーカイブするのではなく、「再構築」しているのが面白いところ。この行ないによって、日本におけるデザインミュージアムに必要な要素が、数多く浮かび上がってきます。
展覧会のタイトルバナーではなく、今回のためにつくられたことば。この企画を担当する森山明子さんが解説パネルのワードも担当したとのことでしたが、"なるほど"ポイントも多く、過去の展覧会と引用に留まらない面白さがあります。是非注目してみてください。
今年度グッドデザイン賞で金賞を受賞した三宅一生率いるReality Lab.(リアリティ ラボ)の照明「陰翳 IN-EI ISSEY MIYAKE」もあります。
皆さん、是非ご覧ください!と言わんばかりのポスター(by浅葉克己さん・笑)
是非足を運んでください★
【展覧会名】
企画展「日本のデザインミュージアム実現にむけて展」
【会期】
2013年10月25日(金) - 2014年2月9日(日)
【開館時間】
11:00 - 20:00
※入場は19:30まで。
【定休日】
火曜日(12月24日は開館)、年末年始(12月27日 - 1月3日)
【会場】
21_21 DESIGN SIGHT
東京都港区六本木9-7-6 東京ミッドタウン・ガーデン内
【主催】
21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
【後援】
文化庁、経済産業省、東京都、港区教育委員会、公益財団法人 日本デザイン振興会、日本デザイン団体協議会
【特別協賛】
三井不動産株式会社
【協力】
旭紙業株式会社、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、株式会社 竹尾、ベンキュージャパン株式会社、株式会社 ユポ・コーポレーション(五十音順)
【入場料】
一般1,000円、大学生800円、中高生500円、小学生以下無料
【施設ホームページ】
http://www.2121designsight.jp/