本日は「デザインあ」展のディレクターをご担当されている中村勇吾さんと、コーネリアスの小山田圭吾さんの取材日。展覧会会場である21_21 DESIGN SIGHTへ。
ご存知の方も多いと思いますが「デザインあ」は、NHKで放映されているデザインの教育番組。日本を代表するトップデザイナーやミュージシャンが集結し、私たちの身の回りに存在するモノを、デザインの視点から徹底的に見つめ直し、新鮮な映像手法と音楽を通じてデザインの面白さを伝えてくれる、こどもから大人まで楽しめるテレビ番組です。取材当日は、内覧会が行なわれており、まずは六本木未来会議のメンバーで拝見させて頂く事に。展示室はユニークな作品でうめつくされ、さながら遊園地のような楽しい雰囲気。 一般的な静かな展覧会とは異なる、笑顔が溢れるわくわくするような空間になっていました。 個人的にもう一度ゆっくりと見に行こうと思います。
インタビュースタート。中村さんと小山田さんは、過去にも何度かお仕事を共にやられた経験があるそうで、とても穏やかな雰囲気でインタビューは進んでいきました。また、以前ご出演頂いたインテリアデザイナーの片山正通さんの展覧会の仕事が、お二人を結びつけた切っ掛けになっているそうで、そんなデザイン業界の横の繋がりもすこし興味深かったです。
続いて撮影です。 展示空間を利用した撮影を行なったのですが、今回も公式カメランマン平野太呂さんに、お二人のチャーミングな人柄が感じられる素敵な写真を撮り下ろして頂きました。是非、楽しみにして頂ければと思います。
楽しいインタビューは、「あっ」と言う間に終わってしまいましたが、今回の取材を終えて、ふと20世紀を代表するプロダクトデザイナー、チャールズ&レイ・イームズが、自分たちのクリエイションを伝える手段として、サーカスに足を運びカメラ片手にじっくりと観察していたというエピソードを思い出しました。 より多くの人にデザインの素晴らしさを体感してもらう為には、確かにエンターテイメント性も重要な要素。今回の取材を通して、改めに気づかされた感じです。お忙しい中、六本木未来会議の取材に快く応じて下さった中村さんと小山田さんのインタビューは、2月20日アップ予定です。皆さん、是非楽しみにして頂ければと思います。
編集部I