先日は国立新美術館で行われております、「アーティスト・ファイル2013」展のプレス内覧会に行ってまいりました。
1月2月は新しく始まる展覧会も多くわくわくしてしまいますね。
では早速「アーティスト・ファイル2013」展をご紹介させていただきます。
注目すべき現代作家を取り上げ、個展形式で紹介するアーティスト・ファイル展は今回で2年振り、5回目となるそうです。「アーティスト・ファイル2013」では、海外の作家3名を含む8名の作家が参加しています。
実際に作家さんたちもいらっしゃっていて、順番にお話を聞くことが出来ました。
どの方のお話も興味深いものばかり。
中でも私が気になったのは、ヂョン・ヨンドゥさんという韓国の作家さんです。
ヂョン・ヨンドゥさんの作品は、子どもが描いた絵をもとに、CGなどを使わず実写で作り上げられた写真。作品の横にはその元となった子どもの描いた絵も展示されています。
子どもの夢を現実に写し出している作品はとても不思議で、作品名にも付いている"ワンダーランド"にぴったりだなと感じました。ちなみに写真に登場しているのは、子どもと大人の間にいる10代の少年少女たちだそうです。
本展覧会担当の国立新美術館・主任研究員の西野華子さんが、現代美術が何であるのかわからないという方が多いとお話されていましたが、私もまだまだ理解できてない者の一人。しかしそれで避けているより、たくさんの作品と向き合ってみた方が何か感じるものがあるのではないかと思いました。
私たちと同じ現代を生きる作家の作品、見てみると何かが変わるかもしれません。
【展覧会情報】
[展覧会名]アーティスト・ファイル2013-現代の作家たち
[会場]国立新美術館 企画展示室2E
[会期]2013年1月23日~4月1日
[開館時間]10:00~18:00 (金曜日は20:00まで)
※ 3月23日(土)は「六本木アートナイト2013」開催にともない22:00まで開館
※ 入場は閉館の30分前まで
[休館日]毎週火曜日
[入場料] 一般1,000円、大学生500円、高校生、18歳未満の方は無料
※3/23(土)は「六本木アートナイト2013」開催