昨日、TOKYO PHOTO 2012の内覧会に行ってきました。
「TOKYO PHOTO」は国内外のアートギャラリーによる写真作品の販売(アート・フェア)を中心に、海外美術館による特別展示や、作家やキュレーターによるトークショーを併せた写真の総合イベントです。2009年に発足し4回目の開催となる今年は、東京ミッドタウン・ホールで9月本日より10月1日(月)まで開催されています。
会場イメージ(作成:八木惣一郎)
今年は世界主要10都市のアートギャラリーが出展し出品数は約1,000点にも及ぶとのこと。
アジア最大級といわれるだけあって、ホールを利用した広大な会場に作品が並ぶ様は圧巻です。また、会場構成に新進気鋭の若手のデザイナー八木惣一郎氏を起用しており、高級感漂うスタイリッシュな空間となっていました。
六本木未来会議でもご登場いただいた谷尻誠さんの手がけたブースにも遭遇できちゃうんです。贅沢ですね。
会場を歩いてみると、海外からの出展がとても多く、非常にグローバルな雰囲気。海外のギャラリーのTOKYO PHOTOへの注目度と、力の入り具合が伝わってきます。
著名人の巨大ポートレートが代表作の、マーティン・ショーラー氏の作品や、報道写真で馴染深いマグナム・フォトなど多種多様な作品を見ることができ、普段写真を鑑賞する事の少ない自分もいつの間にか夢中になっていました。
また、展示作品は販売されているので、「高級外車1台分」相当価格の作品に出くわす楽しさもあります。日本では、写真を「作品」として価値をつけ売買するという文化が欧米に比べ薄い、という話を聞いたことがありますが、改めて写真の「価値」と「魅力」を確認するイベントでした。
編集部H
TOKYO PHOTO 2012概要
【日程】9月28日(金)~10月1日(月)
【時間】11:00~19:00(最終入場:閉会30分前)
【会場】東京ミッドタウン・ホール
東京都港区赤坂9-7-1
入場料|一般1,500円 学生1,300円 前売り1,200円