日本の文化に対する国内外からの関心が高まる中、その前身であり日本独自の文化が花開いた江戸にも今多くの注目が集まっています。その江戸の文化を、類まれな表現力と技術で生き生きと描き残し、今に伝え、世界中から高い評価を得ているのが「浮世絵」です。
この浮世絵の世界には、江戸の風俗史として「日本の食」が度々描かれてきました。「和食」が無形文化遺産へ登録され注目を集める昨今の流れも受け、「浮世絵」と「食」を掛け合わせたオリジナル展覧会『おいしい浮世絵展 ~北斎 広重 国芳たちが描いた江戸の味わい~』を六本木ヒルズ森アーツセンターギャラリーにて開催致します。
本展では、描かれた食のシーンを追いながら、食を描いた浮世絵そのものの魅力と、現代のくらしにもつながる江戸の食文化を紐解くと同時に、実際に当時どのような料理法が存在したのかについても、再現料理の写真やレシピの解説を通じてご紹介いたします。
■日時指定の予約制導入について
「おいしい浮世絵展」では、混雑を緩和し、お客様により安心かつ安全にご観覧いただくため、日時指定の予約制を導入します。ご観覧には、「日時指定入館券」が必要です。専用予約サイトでのみ購入可能です。(※準備中)