国立新美術館(東京・六本木)では、6月29日(水)より「ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡―市民が創った珠玉のコレクション」が開催されます。
ドイツ第4の都市、ケルン市が運営するルートヴィヒ美術館は、20世紀から現代までの美術作品に特化した世界有数の美術館です。その優れたコレクションは、市民からの寄贈を軸に形成されてきました。今日、ルートヴィヒ美術館は、ヨーロッパで最大級のポップ・アートのコレクション、表現主義や新即物主義などのドイツ近代美術とその同時代のロシア・アヴァンギャルド、世界で3本の指に入るピカソのコレクションや、写真史を網羅する質量ともに優れた写真コレクション、そして世界各地の現代美術の収集により、国際的にも高く評価されています。
本展では、館名に名を冠するルートヴィヒ夫妻をはじめとするコレクターたちに焦点を当て、ドイツ表現主義や新即物主義、ピカソ、ロシア・アヴァンギャルド、ポップ・アートなど、絵画、彫刻、写真、映像を含む珠玉の152点が紹介されます。美術を通じて歴史が分かり、歴史のなかに美術が見えてくる展覧会です。
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【展覧会レポート】国立新美術館「ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡―市民が創った珠玉のコレクション」
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国立新美術館、サントリー美術館、森美術館の各美術館で3つの展覧会が同日にスタート。
今回をきっかけに、3館まとめて展覧会めぐりをしてみては?
2022年6月29日(水)開幕
国立新美術館「ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡―市民が創った珠玉のコレクション」
サントリー美術館「歌枕 あなたの知らない心の風景」
森美術館「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング」