クリエイター
Tokujin Yoshioka / Designer
1967年生まれ。倉俣史朗、三宅一生のもとでデザインを学び、2000年吉岡徳仁デザイン事務所を設立。デザインからアート、建築まで、幅広い領域において、世界で高く評価されている。紙の椅子「Honey-pop (2001) 」で世界の注目を浴び、ガラスのベンチ「Water Block (2002) 」は、2011年より改修されたパリ・オルセー美術館の印象派のギャラリーで常設展示されており、数々の作品は、ニューヨーク近代美術館、サンフランシスコ近代美術館、ポンピドゥー・センター、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館などの世界の主要美術館で永久所蔵品に選ばれている。また、ISSEY MIYAKEをはじめ、SWAROVSKI、Cartier、Hermès、LEXUSなど、ワールドブランドのプロジェクトを手がけるほか、毎年イタリアで開催されるミラノサローネでは、有名家具ブランドとのコラボレーションし、新作を発表している。
2013年、東京都現代美術館にて開催された「吉岡徳仁―クリスタライズ」では、およそ8万人を動員し、話題となった。東京2020オリンピックでは、桜をモチーフとした聖火リレートーチのデザインを手がけている。