クリエイター
Keiichiro Shibuya / Musician
1973年生まれ。東京芸術大学作曲科卒業。2002年に音楽レーベルATAKを設立、国内外の先鋭的な電子音楽作品をリリースする。代表作に「ATAK000+」「ATAK010 filmachine phonics」など。2009年、初のピアノソロ・アルバム「ATAK015 for maria」を発表。2010年には「アワーミュージック 相対性理論 + 渋谷慶一郎」を発表。以後、映画「死なない子供 荒川修作」「セイジ 陸の魚」「はじまりの記憶 杉本博司」「劇場版 SPEC~天~」、TBSドラマ「SPEC」など数多くの映像作品で音楽を担当。2012年には「サクリファイス 渋谷慶一郎 feat.太田莉菜」「イニシエーション 渋谷慶一郎 + 東浩紀 feat.初音ミク」を発表、コンサート「ジョン・ケージ生誕100年記念コンサート One(X)」をプロデュース。同年末に、初音ミク主演による世界初の映像とコンピュータ音響による人間不在のボーカロイド・オペラ「THE END」を山口情報芸術センター(YCAM)で制作、発表。初音ミク及び渋谷慶一郎の衣装をルイ・ヴィトンが担当し、斬新なコラボレーションが話題を呼んだ。2013年5月、東京・渋谷のBunkamura・オーチャードホールにて、「THE END」東京公演を開催。同年11月には、パリ・シャトレ座にて「THE END」パリ公演を開催。3公演のチケットが即時にソールドアウトするなど大きな話題となった。また、同時にCD作品として「ATAK020 THE END」をソニーミュージック、およびソニーミュジック・フランスから発表。2014年4月、パリのパレ・ド・トーキョーで開催された現代美術家・杉本博司の個展に合わせて、杉本とのコラボレーション・コンサート「ETRANSIENT」を公演。個展で発表される杉本のインスタレーション3作品にも立体音響による音楽を作曲、提供した。同年10月には、昨年THE ENDパリ公演を開催したシャトレ座にて、ピアノとコンピュータによるソロ・コンサートの開催が決定している。2015年6月には、ボーカロイド・オペラ「THE END」のオランダ・ホーランドフェスティバルでの公演が決定。
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