クリエイター
Genki Kawamura / Film Producer
1979年、横浜生まれ。映画プロデューサーとして『電車男』『デトロイト・メタル・シティ』『告白』『悪人』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』『寄生獣』などの映画を製作。2010年、米The Hollywood Reporter誌の「Next Generation Asia」に選出され、翌2011年には優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞。2012年には、ルイ・ヴィトン・プレゼンツのCGムービー『LOUIS VUITTON -BEYOND-』のクリエーティブ・ディレクターを務める。同年に初小説『世界から猫が消えたなら』を発表。同書は本屋大賞へのノミネートを受け、90万部突破の大ベストセラーとなり、佐藤健、宮崎あおい出演での映画化が決定した。2013年にはアートディレクター佐野研二郎と共著の絵本『ティニー ふうせんいぬのものがたり』を発表し、同作はNHKでアニメ化され現在放送中。2014年、山田洋次・沢木耕太郎・杉本博司・倉本聰・秋元康・宮崎駿・糸井重里・篠山紀信・谷川俊太郎・鈴木敏夫・横尾忠則・坂本龍一ら12人との仕事の対話集『仕事。』を発表し大きな反響を呼ぶ。そして同年、BRUTUS誌に連載された、小説第2作『億男』を発表。同作は2作連続の本屋大賞ノミネートを受け、ベストセラーとなる。2015年、気鋭のイラストレーター・サカモトリョウとコンビを組んだ絵本『パティシエのモンスター』を5月に発表。本年の映画プロデュース作としては、細田守監督最新作の『バケモノの子』(7月11日公開)、大根仁監督最新作の『バクマン。』(10月3日公開)などがある。
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