PROJECT REPORT インタビューで得たクリエイターのアイデアを、リアルな場で実現する「アイデア実現プロジェクト」

六本木未来会議アイデア実現プロジェクト#07「六本木未来大学」第18回「中村貞裕さん、 話題をつくるプロデュース術って何ですか?」講義レポート【後編】

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失敗は成長の糧になる。マイナスをプラスに変える姿勢が大切。

最後に、質疑応答の時間が設けられました。「これまでに失敗や挫折をどのように乗り越えたのか」という会場からの質問に対して、「どんな失敗からも学びを得ているので、単純に『失敗した』と思うことがない」と答えた上で、過去の経験を話してくれました。

「お店を畳むよりも、一緒に働いてきた仲間が辞めてしまうことのほうが、僕にとってはショックなできごとです。基本的に退職希望者を引き止めることはしませんが、そのたびに『彼らが戻ってきたくなるような魅力的な会社にしていこう』と決めています。彼らが辞めてしまった理由と向き合うことで、会社の改善点も見つかるので、マイナスなできごともプラスに変えていくことが大事ではないでしょうか。実際に、僕の会社は出戻りも多いので、会社としてもあらゆることを乗り越えるたびに、成長しているのだと思います」

【クリエイティブディレクションのルール#8】
失敗の原因を追求して、成長につなげる

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ひとつひとつの出会いを大切にし、"いい縁、いい運、いいセンス"を掴む。

「仕事をするときにも人脈をつくるときにも、大切なのは、縁と運とセンスだ」

これは、中村さんが伊勢丹時代に師事した、カリスマバイヤー・藤巻幸大さんの言葉です。自社の新入社員にもよく伝えているというこの言葉をもって、講義を締めくくりました。

「誰でも縁と運、センスを持っています。しかし、縁を"いい縁"にするために、まず出会いを無駄にしないこと。出会った人とマメに連絡をとって、関係を構築していくことで、出会いがいい縁に変わります。さらにそれは、いい運にもつながってくる。運とは、チャンスのこと。弊社には大小問わずさまざまな仕事の依頼が来るのですが、どんな仕事でも基本的にすべて受けています。小さな仕事の積み重ねがいつの間にか大きなプロジェクトになることもあるんです。

では、センスを"いいセンス"にするには何をしたらいいのか。"センスがいい"と言われているものにできるだけたくさん触れることが大事です。音楽や映画、アートに触れたり、おいしいレストランに出向いたり。ひとつでも多くの、センスがいいものに触れることで、感性が高まります。つまり、縁、運、センスを、"いい縁、いい運、いいセンス"にするためには、何事も面倒くさがらず、ひとつひとつの出会いを大切にすることが大事なのです」

【クリエイティブディレクションのルール#9】
面倒くさがらずに、いい縁、いい運、いいセンスを育てていく

前編はこちら

【information】

「中村貞裕さんの講義を復習してみよう」
六本木未来大学アフタークラス

【講師】横石崇(「TOKYO WORK DESIGN WEEK」発起人/オーガナイザー。&Co.Ltd代表取締役)
【開催日】2018年10月24日(水)
【時間】19:00〜21:00(予定)
【参加費】2,000円 
【受付】お申し込みはこちらから ※外部サイトへリンクします
【場所】東京ミッドタウン・デザインハブ(ミッドタウン・タワー5F/東京都港区赤坂9-7-1)


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