PROJECT REPORT インタビューで得たクリエイターのアイデアを、リアルな場で実現する「アイデア実現プロジェクト」

六本木未来会議アイデア実現プロジェクト#07 六本木未来大学 by 水野学【後編】

アイデアの出し方、企画の立て方、伝わるコンセプトの例などなど、ワークショップで使っているという資料を映しながら、次々と説明してくれる小西さん。打ち合わせの時点で、すでに授業がはじまっているかのよう。授業のタイトルも「伝わるアイデアって何ですか?」に決定しました。

「仕事をよくするアイデアを考える」ことは、誰にでも必要。

どんな人に授業を受けてほしいかとたずねると、「クリエイティブをやっている人はもちろん、普通のビジネスマンの方にも来てほしいですね」という答えが。「クリエイティブマインド」や「クリエイティブ思考」といった言葉は自分の仕事に関係ない、と思っている人にこそおすすめだそう。

「どんな仕事をしていたとしても、うまくいかないことって必ずあるでしょう? それを改善したければブレイクスルーが必要で、そのためには今までにない新しい方法論を思いつく必要があります。そういう意味では、どんな人にもクリエイティビティは必要だし、クリエイティビティを発揮せざるを得ない。『クリエイティブ』っていう言葉を使いたいだけの人も多いですけど、これも日本語で『仕事をよくするアイデアを考える』って言ったほうがいいですね」

クリエイティブディレクションとは「わかって、伝えて、動かせる」。

「クリエイティブディレクションって、わかりやすくいえば、仕事に役立つアイデアを生む方法がわかって、それを人に伝えられて、チームを動かすことができるということ。みんながそれに沿って自動的にアイデアを出したり、自動的に動いて形にしてくれたりするのが理想ですね。これができるようになると、会社を経営したり、もっといえば社会を変えたりすることだって可能になります」

新しいアイデアが浮かんだり、仕事がもっとやりやすくなったり、チームが活気づいたり......。クリエイティブディレクションを学ぶことは、大きなプロジェクトだけでなく、あらゆる場面で役立ちそうです。

5人の話を聞くと、その全貌が見えてくる。

「考えようによっては、クリエイティブディレクションってすごく簡単で、ストーリーをつくってあげればいいんです。それは車の広告でいえば、『子どもと遊ぶために大きい車を買う』ではなく、『子どもに思い出をつくってあげるために大きい車を買う』というような、共感できるポイントのこと。僕はコミュニケーション領域から話をしていますが、夏野さんや川村さんは、また別の視点から語ってくれるはずです。5人の講師の話を聞くとクリエイティブディレクションの全貌がわかる、六本木未来大学がそんな学校になったらいいですね」

 

【information】

六本木未来会議アイデア実現プロジェクト#07
六本木未来大学 by 水野学 全5回

<第1回開催決定>

【講師】小西利行さん(コピーライター/クリエイティブ・ディレクター)
【開催日】8月4日(火)
【時間】19:00〜21:00
【参加費】2,000円
【受付】事前申込制 ※特設サイトからお申し込みください。
【場所】東京ミッドタウンカンファレンス(ミッドタウン・タワー4F/東京都港区赤坂9-7-1)

<第2回>
【講師】夏野剛さん
【開催日時】2015年9月2日(水)19:00〜21:00(予定)

<第3回>
【講師】川村元気さん
【開催日時】2015年9月28日(月)19:00〜21:00(予定)