PROJECT REPORT インタビューで得たクリエイターのアイデアを、リアルな場で実現する「アイデア実現プロジェクト」

六本木未来会議アイデア実現プロジェクト#17 「六本木に6本の木を植えよう by 小山薫堂」

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木を通じて未来のことを考える機会になれば。

「それと、"聞き上手の木"っていうのがあったらおもしろいですね。嬉しかったことはもちろん、抱えている悩みや不安でも、どんなことでも聞いてくれるような。真実の口がローマにあるように、六本木では木に聴診器の逆みたいなものを当てて、今日あったこととか、すごい人と不倫しちゃった......みたいな懺悔も。そんな言いたいけど言えないことを、利用する人は木であれば安心して言うんです。でも実は、その木の中にはマイクが仕込んであって、全部アーカイブされているんですよ。写真も撮られていたりして(笑)」と、どんでん返しがあるストーリーも飛び出します。さらに、それを誰とやるのか、というアイデアも重要なこと。

「これをやるのは僕ひとりじゃないほうがいい気がするんです。これらのコンセプトに沿った木の種類は植物の専門家が選ぶとか、ツリーハウスの設計は建築家に依頼するとか。それぞれのプロフェッショナルな人たちとここまで僕が言ったアイデアを、短時間で『これがいいね』って決めてしまうより、六本木未来会議で『この木にしましょう』『コンセプトはこうしましょう』と検討する。それにより、『企画にふさわしい木はこれですよね』『植える場所はどこにしましょうか』と専門家と話し合いながら決めていくのが一番いいんじゃないでしょうか」

アイデアその⑤「聞き上手な」木

    

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壮大な未来へのいたずらを仕掛けよう。

「木が成長したあとのことは、30年後の人たちに託せばいいやっていう感じで、まずは2018年の夏に、第一歩を踏み出すことにしましょう」と小山さん。ただ、その未来予想も描けています。「2050年頃に航空写真を撮影し、点々と植えてある6本の木をなんとなく線で結んでみたら、何かの形になり、実はそれが木を植えた人たちが残したメッセージになっていた......! というような仕掛けがあるといいかも」と盛り上がります。

「そういう"壮大な未来へのいたずら"って感じでやるのがおもしろいんじゃないかと思いますよ!」

アイデアその⑥ 上空から見てみると......? 大掛かりないたずらを潜ませた木

 六本木未来会議では、2018年6月の6周年記念を皮切りに、さまざまなクリエイター・アーティストのみなさんと、6本の木を植えるプロジェクトを開始します。もしみなさんにもいいアイデアがあれば、編集部までお送りください。本企画の様子は六本木未来会議のプロジェクト内でレポートしていきます。お楽しみに。

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